[SONY] CDP-597(1991年発売)のレビュー [CDプレーヤー]
1991年に発売発売された、SONYのCDプレーヤーである、CDP-597について。
↑CDP-597(1991年発売) 29,800円
90年代には、2万円付近/3万円付近/4万円付近/ES機(6万円以上)という価格分布で、本機は下から2番目の、3万円付近に属するモデル。
90年代に主流になった、パルスD/Aコンバーターを搭載している。
↑「PULSE D/A CONVERTER」
関連:[SONY] パルスD/Aコンバーターとは? [CDプレーヤー]
デザイン
開閉、再生、一時停止、停止ボタン等の形状が、曲面と直線の組み合わせ。
以下の動画のようにシルバーモデルもあるようだが、
海外モデル限定なのかは知らない。
テンキー20個と多数付いているが、その分、タクトスイッチが搭載されているので、スイッチの接触不良に注意。
テンキーは、ボタン1回で目的のトラックに飛びたいという場合に有効だが、その分、前面パネルが大きくなる。
ボタン連打でも構わないという場合は、CDP-S35や、CDP-A39のような小型モデルの方が、省スペースで済むので良い?
関連:[SONY] CDP-S35(1995年発売)のレビュー [CDプレーヤー]
ヘッドホン端子があり、ボリュームもあるので、ヘッドホンがあれば単体でも使用可能。
ヘッドホン端子は3.5mmではなく6.3mmで、金メッキはされていない。
ボリュームにはモーターとLEDが組み込まれており、リモコン(RM-D597)で音量調整が可能。
リモコンが無くても、本体のみで一通りの操作が可能。
なお、SONYのカセットデッキと同じく、本体の電源ボタンをOFFにすると一次側で切れるので、リモコンでONにすることはできない。
CD-R再生可能、CD-RWは認識不可(no disc)。
内部
中身はスカスカ。
コンデンサにはELNAのものが使われている。
オペアンプは、TL082CPが1個(IC306)、RC4558Pが2個(IC203とIC307)。
コンデンサを高級品に交換、オペアンプはソケット式にし、他のオペアンプに交換するかは、各自の判断で。
関連:JRC 4565D (汎用オペアンプ)
関連:JRC 4580D (Hi-Fiオペアンプ)
メカ部も、ES機とは異なり、中華製を想起させる安物。
レールもプラスチックである。
レールがプラスチックだと摩擦で削れ、読取不良につながるので、シリコングリスを塗布しておくこと。
このグリスは、プラスチックやゴムを侵さないので、安心して使用できる。
天板を外すとレンズが見えるので、複雑な分解は不要でクリーニングができる。
エタノールを付した綿棒で拭くとよろしかろう。
調整用の半固定VRが3個あり、
左がEFバランス、中央がフォーカス、右がレーザー出力で、レーザー出力は反時計回りに回せば強くなる。
レンズを掃除しても、ディスクを認識しない、認識が遅い、音飛びするような場合は、レーザー出力云々するよりも、ピックアップユニットを交換した方が早い。
ピックアップはKSS-240Aなので、令和時点でも、互換品が容易に手に入る。
関連:KSS-240A 互換品
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ピックアップ(KSS-240A)搭載機種
・CDP-P91(1993年)
・CDP-391(1993年)
・CDP-597(1991年)
・CDP-997(1991年)
・CDP-911(1993年)
・CDP-XA3ES(1994年)
KSS-240Aの互換品は、2022年9月現在、1,500-2,500円程度で買える模様。
本機のトレイにはゴムベルトが使われており、劣化すると開閉できなくなるので、その場合は分解して交換すればOK。
トレイを閉じてもスグに開いてしまう場合も、ゴムベルトの劣化だ(交換方法は後述)。
FL管の内容は、カセットデッキとは異なり、レベルメーターもなく、見ていてつまらないね。
まぁ、CDプレーヤーは録音機器ではないので、どのCDプレーヤーでも表示は同じようなものだが。
背面
・LINE OUT(固定)
・LINE OUT(可変)
・光デジタル出力(角型)
LINE OUTは金メッキではない。
固定というのは、音量が前面のボリュームと連動しない一定のもので、可変は前面のボリュームと連動するもののこと。
シンクロ録音(カセット)
TC-RX70以降の一部のカセットデッキと組み合わせた場合、カセットデッキのリモコン(RM-J501/RM-J510)を使うことで、CDプレーヤーがCDのピーク音量をサーチし、それに合わせてカセットデッキのREC LEVELを調整、録音開始という作業ができる!
カセットデッキのリモコンで、CDプレーヤーとカセットデッキの両方が同時に操作できるのだ。
上記説明には「アンプの入力切り替えを…」とあるが、CDP-597とカセットデッキをRCAケーブルで直結すれば、アンプは不要。
但し、REC LEVELが電動ではない機種(ES機や廉価3ヘッド機など)は対象外。
シンクロ録音(MD)
ミュージックシンクロ録音
SONYのMiniDiscデッキと接続し、MDのリモコンの「MUSIC SYNC」ボタンを押すと、音源からの入力があったと同時にMDの録音がスタートするので、録音開始時に神経をわずに済む。
本機能は、アナログ/デジタル接続問わず作動するが、CDP-597にはデジタル出力があるので、当然ながらデジタル接続すべきである。
CDシンクロ録音
SONYのCDプレーヤーと、SONYのMiniDiscデッキを接続すると、MDのリモコンを使うことで、簡単にCDをMDに録音できる。
1.録音可能なMDをセットする
2.CDプレーヤーで、演奏方法(プログラムやシャッフル)を選んでおく
3.リモコンの「STANDBY」ボタンを押す
4.リモコンの「START」ボタンを押す
5.録音を終了する場面で「STOP」ボタンを押す
この機能は、MDのリモコンで、MDとCDプレーヤーの両方を操作することにより実現しているので、両機を並べて(リモコン受光部が近い位置に)設置しておく必要がある。
テープの長さに合わせてCDを録音する
「CDのようなデジタル臭いものダメ!角が取れたカセットテープが一番!」という「アレな人」は、CDを聴かずに、カセットテープに録音してから聴く人もいるだろう?
そのような場合に役立つのが、「テープの長さに合わせてCDを録音する」機能である。
この機能には2種類あり、
・EDIT:曲順を変えずに、テープの長さに合わせる。
・JUST EDIT:曲順を変える場合もある。
録音できる曲数は、より柔軟な「JUST EDIT」ということになる。
本機の「ライン出力」とカセットデッキの「LINE IN」を接続しておく。
ライン出力の「可変」は、前面のボリュームと連動するので、カセットデッキは「固定」の方につなぎ、レベルはカセットデッキの「REC LEVEL」で調整する。
オートリバース機の場合、カセットデッキの「DIRECTION」を「片面」にしておく。
↑この場合は一番左へ
例:C-60(片面30分)テープに入れる場合
両機の電源を入れ、本機にCDを入れる。
「停止ボタン」を押して、停止状態にする。
「A.SPACE」ボタンを1回押し、オートスペースをONにする。
これにより、曲間に3秒間の無音が作られる(テープの頭出し用、SONYならAMS)。
「EDIT/TIME FACE」を2回押し、「JUST EDIT」を点灯させる。
# 1回だけだと「EDIT」となる。
「A」が点滅している状態で、テンキーを「3」「10」「10」「10」の順で押し、「EDIT/TIME FACE」を押して、30分00秒を設定する。
# テンキーには「0」がないので「10」で代用する仕様。
「B」が点滅するので、「EDIT/TIME FACE」を押す。
「LINK」が点滅するので、再度「EDIT/TIME FACE」を押す。
カセットデッキにカセットテープを入れ、「録音ボタン」を押して待機状態にする。
カセットデッキの「再生ボタン」を押し、録音を開始する。
本機の「再生ボタン」を押し、CDを再生を開始する。
(録音進行中)
オートスペース発動中は、「A.SPACE」が点滅する。
「OPEN/CLOSEボタン」の右横にある「TIMEボタン」を押すと、現在の曲の再生時間、現在の曲の残り時間、A面相当分の残り時間の順で確認できる。
本機のA面相当分の残り時間、カセットデッキのカウンター、カセットデッキのテープ窓を確認し、順調に進行しているかを確認するかは、キミの判断だッ!
A面相当分の再生が終わると、CD再生は停止する。
新品及び消去済のカセットテープの場合、カセットデッキからカセットを取り出し、B面にする。
録音済のカセットテープの場合、そのままA面の終端まで録音させる(=残存の消去)。
カセットデッキの「録音ボタン」を押して待機状態にする。
カセットデッキの「再生ボタン」を押し、録音を開始する。
本機の「再生ボタン」を押し、CDを再生を開始する。
B面相当分の再生が終わると、CD再生は停止する。
新品及び消去済のカセットテープの場合、録音を終了させる。
録音済のカセットテープの場合、そのままB面の終端まで録音させる(=残存の消去)。
以上で終了。
「LINK」が点滅する理由
CDが50分でカセットテープが60分の場合、10分余ることになる。
この余った10分を埋める場合に、「LINK」が点滅する。
余った10分は、曲を重複して入れることで行われる。
A面に入った曲が、B面にも重複して入るということ。
但し、同じ面に重複して入ることはない。
注意点①
CDの曲数が多い場合、「JUST EDIT」に時間が掛かることがある模様。
この処理を止める場合は「停止ボタン」で止まるが、電源を切ってしまう荒業発動ッ!
片面に割り当てられる曲数は24曲まで(仕様)。
CDP-997などの上位機種では、A面/B面各々に別々の時間を設定することも可能だが、本機(CDP-597)では不可。
B面相当分の再生終了後、そのまま再生を押すと、同じ設定で再度録音できる。
設定は、電源を切ると消えてしまう。
「JUST EDIT」の実際
52分15秒のCDに対し、「JUST EDIT」で「30分00秒」に設定した実際。
↑A面には「29分59秒」が割り当てられた
↑B面には「29分15秒」が割り当てられた
・A面:1、2、3、6、7、10、11
・B面:1、4,5、8,9
最も短い「1」が、意図的に重複曲として採用され、余りが埋められた。
注意点②
本機とカセットデッキは互いに認知していないので、動作は一切連携しない。
本機は、単に片面30分と指定されたので30分になるように曲順を並べ替えて再生し、A面相当分を終えたら止まるだけであり、カセットデッキは単に録音操作がされたので録音を開始し、A面の終端で止まるだけである。
なので、A面相当分の再生が終了しても、本機はカセットデッキの状態が分からないので、止まるしかないのだ。
カセットデッキがオートリバース機で、「DIRECTION」が「両面」であっても、その反転に合わせてB面相当分の再生を開始、というような芸当は不可。
MD(MiniDisc)のように、音声信号の有無によって動作判断をすることもできない。
注意点③
本機(CDP-597)と同じ、1991年発売のカセットデッキであるTC-RX77やTC-K222ESAと組み合わせた場合、その消費電力は、
・CDP-597(29,800円):10W
・TC-RX77(39,800円):16W
・TC-K222ESA(60,000円):19W
カセットテープに録音して聴くのではなく、CD単体で聴いた方が安上がり(電気代)や…
GAME OVER
仕様
・周波数特性:2-20kHz ±0.5dB
・全高調波歪率:0.003%以下(EIAJ)
・SN比:105dB以上(EIAJ)
・ダイナミックレンジ:98dB以上(EIAJ)
・ワウ・フラッター:測定限界(±0.001%W.peak)以下(EIAJ)
・出力レベル:2Vrms(Fixed)、2Vrms-0V(Variable)
・デジタル出力:Optical -18dBm(発光波長660nm)
・ヘッドホン出力レベル:10mW(32Ω)
・消費電力:10W
・外形寸法:幅430x高さ110x奥行280mm
・重量:3.7kg
・付属:ワイヤレスリモコン RM-D597(CDP-M54にも付属)
音質
より安価なCDP-S35と前面のヘッドホン出力同士で聴き比べると、CDP-597の方がキラキラ感が高い。
・CDP-S35(1995年) 22,000円
・CDP-597(1991年) 29,800円
CDP-S35は何かコモっているというか、微妙な感じ。
但し、CDP-S35のデジタル出力でMDS-S37(MDデッキ)へ録音したものを聴くと、キラキラ感が補われているので、デジタル部は大差ないのだろう。
関連:[SONY] CDP-S35とMDS-S37 [CD/MD]
CDP-S35の方が4年後発であり、より低コストで高音質が出せるのだろうが、CDP-S35は小型の最廉価モデルなので、意図的に音質を落としている可能性がある。
筐体の大きいCDP-597であるが、上述のように中身はスカスカなので、小型だからといって高音質にできないことはないだろう。
ポータブル型CDプレーヤー(Discman)であるD-223に於いて、ヘッドホン端子(LINE OUTではない)、BASS BOOST=MID、AVLS=OFFが、小気味よい低音で圧勝。
↑D-223(1993年) 25,000円
関連:[SONY] Discman D-223のレビュー [CDプレーヤー]
比較には、ゼンハイザーのHD 599を使用。
・型式:ダイナミック・オープン型
・周波数特性:12-38,500Hz
・インピーダンス:50Ω
・感度:106dB
ポップスを聴くなら、上記の設定のD-223の方が良。
D-223も1bit DAC機である。
大型のCDP-597が29,800円、カバンに入るD-223が25,000円なので、その大きさを考えると、D-223の方が高級機と言えるのかは知らない(笑)
ゴムベルトの交換
2022年9月、久しぶりに本機を使おうとしたら、トレイを閉じても、ディスクが読まれず、スグに出てきてしまう。
# 普段は小型のCDP-S35を使うので気付かなかった。
閉じた後にうなり音が出て、トレイが出てくるのだ。
本機にはリミットスイッチがないので、ゴムベルトの劣化と推測。
外装を開けて振舞を見ると、閉じた後にピックアップが完全に引き上げられていない。
トレイが閉じた後、強引に手で引き上げると、トレイが出てこず、正常な動作となる。
やはり、ゴムベルトが劣化しているようだ。
ということで、ゴムベルトの交換に着手する。
側面左右各2個、奥1個(このネジは左右とは別種)の計5個のネジを外し、天板を開ける。
動作させていた場合は、基板上のQ203付近が高熱なので、触れないように注意!
電源を入れ、トレイが半開きの状態で電源SWでOFFにし、トレイの先端にある化粧板を上に引き上げて外す。
ユニットと基板をつないでいるフラットケーブルの基板側を引き抜く。
フラットケーブルの破損に注意。
ユニットを固定しているネジ(赤丸3個)を外す。
外すのは、底板にある固定台(黒プラ)とのつなぎの部分だけで良い。
ユニットをケースから取り出す。
この状態でゴムベルトが見えるので交換できるかと思ったが、ギアで押さえられていて不可能。
側面にあるツメ(左右各2箇所)を内側に押さえ、ディスクを固定するクランパーが装着されている上部パーツ(ブリッジ)を外す。
ツメは細いプラスチックであり弱々しいので、折らないように注意。
3個のギアが見えるので、上に引き抜くと簡単に外れる。
ゴムが滑らないように、ゴムがかかる溝(プーリー)を、アルコール等で拭く。
ギアの軸に、緩いグリスを塗布する。
このような時に使うのが、タミヤのセラグリスHGだ。
関連:タミヤ セラグリスHG
粘度の高いグリスは、抵抗が増してしまうので不適。
セラグリスHGは緩いので、パソコンのキーボードのキーの内側にも使える。
古いゴムを外し、新しいゴムと交換する。
新ゴム:折長55m、太さ1.0mm
オリジナルの太さは1.5mmであるが、多少細い分には問題ない。
ゴムが緩いと意味がないので、緩いよりは、多少キツ目の方が良い。
カセットデッキのモードベルト用途で買った以下のセットに、丁度よい長さのものがあった。
ベルトが交換できたら、3個のギアが正常に噛み合っていることを確認、逆の手順で組み、仮組の状態で動作を確認、問題なければ天板を閉じる。
ユニットを筐体に固定する前に、ディスプレイの上の面を拭いておくと良いだろう。
↑ディスプレイの上の面(ホコリが溜まりやすい)
古いゴムベルトは、型が付いて固くなっていた。
劣化したゴムベルトをヤスリで磨いて使う方法もあるが、今回のものは無理だろう。
恐らく、今まで一度も交換されていないのだろう。
CDP-597は1991年の発売であり、今から30年以上も前、そりゃ固くもなるわ(笑)
製造打切年等
・製造打切年:1992年12月
・補修用性能部品保有期間:8年
・修理対応終了年:2000年12月
修理対応終了年から20年以上経過しており、SONYは修理を受けない。
関連:[SONY] 製造打切年/補修用性能部品保有期間/修理対応終了年 [オーディオ]
上位機
上位機は、同年(1991年)発売のCDP-997で、価格は39,800円であり、CDP-597に比べて1万円高い。
↑CDP-997(1991年発売) 39,800円
関連:[SONY] CDP-997(1991年発売) レビュー [CDプレーヤー]
後継機
五百番台はCDP-597で終了となり、2年後に六百番台のCDP-611として登場。
↑CDP-611(1993年) 29,800円
価格は29,800円と同じなので、後継機として問題ないだろう。
なお、海外には、CDP-561という、1995年に出た機種がある。
↑CDP-561 220-230V 50/60Hz 13W
ボタンの形状からしても、CDP-597の後に出たことが分かる。
カセットデッキだと、リバース機ではTC-RX711以降、
↑TC-RX711(1993年)
関連:[SONY] TC-RXシリーズの変遷と比較 [オートリバース機]
3ヘッド機だと、TC-K700S(1993年)やTC-K710S(1995年)、
↑TC-K700S(1993年)
関連:[SONY] 廉価の3ヘッド機(TC-K600,TC-K700S,TC-K710S) [カセットデッキ]
チューナーだとST-S510あたりとボタンの形状が似ている。
↑ST-S510(1995年)
関連:[SONY] ST-S510(FM/AMチューナー)レビュー [AMステレオ対応]
下の写真のような、斜め上方を向いた、曲面ボタンである。
このあたり(1993年-1995年)の機種を集めてセットを構成(ツク)ると、見た目が一致して非常によろしい。
CDプレーヤーなら、以下の機種が相当する。
↑CDP-611(1993年) 29,800円
↑CDP-720(1995年) 32,000円
↑CDP-911(1993年) 39,800円
関連:[SONY] 曲面ボタンのある機種 [1993年-1995年あたり]
各価格帯のモデル
80年代末期になると、CDプレーヤーの価格は大幅に下がり…
以下に、1990年以降のモデルを挙げておく。
2万円付近の群
標準型
・CDP-391(1990年発売) 19,500円 デュアルD/Aコンバーター 光デジタル出力なし
・CDP-311(1993年発売) 22,000円 パルスD/Aコンバーター 光デジタル出力なし
・CDP-315(1994年発売) 22,000円 パルスD/Aコンバーター
中型
・CDP-M51(1990年発売) 24,800円 パルスD/Aコンバーター 光デジタル出力なし
・CDP-M54(1991年発売) 24,800円 パルスD/Aコンバーター 光デジタル出力なし
小型
・CDP-P71(1990年発売) 22,000円 デュアルD/Aコンバーター 光デジタル出力なし
・CDP-P91(1993年発売) 22,000円 パルスD/Aコンバーター
・CDP-S35(1995年発売) 22,000円 パルスD/Aコンバーター
・CDP-A39(1998年発売) 24,000円 パルスD/Aコンバーター
3万円付近の群
標準型
・CDP-591(1990年発売) 29,800円 パルスD/Aコンバーター
・CDP-597(1991年発売) 29,800円 パルスD/Aコンバーター
・CDP-611(1993年発売) 29,800円 パルスD/Aコンバーター
・CDP-720(1995年発売) 32,000円 パルスD/Aコンバーター
4万円付近の群
標準型
・CDP-991(1990年発売) 39,800円 パルスD/Aコンバーター
・CDP-997(1991年発売) 39,800円 パルスD/Aコンバーター
・CDP-911(1993年発売) 39,800円 パルスD/Aコンバーター
中型
・CDP-M99(1990年発売) 37,800円 リニアD/Aコンバーター
4万円モデルになると、ディスクにメモが付けられたりするが、音は、上に挙げた1990年以降のモデルかつ、パルスD/Aコンバーター搭載機であれば、2万円だろうが4万円であろうが、どれも同じようなものだ。
2万円付近の機種は、光デジタル出力の有無に注意。
パソコンやスマホも持っているという令和時代に於いて、単に「据え置き型のオーディオ機器で」CDを聴きたいだけであれば、音質は劣るが、CDP-S35のような小型モデルで十分かもしれない。
↑CDP-S35(1995年発売) 22,000円
関連:[SONY] CDP-S35(1995年発売)のレビュー [CDプレーヤー]
CDを探して入れて聴くのは面倒だし、どうせスグに飽きる(笑)
所有しているCDを全てデータ化し、NASに入れておけば、CDを探す必要すらない。
関連:[SONY] CDP-591(1990年)とCDP-597(1991年)の比較 [CDプレーヤー]
関連:[SONY] CDP-S35とMDS-S37 [CD/MD]
関連:[SONY] MDS-S38のレビュー [MiniDisc]
関連:[SONY] ST-S222ESAのレビュー [チューナー]
関連:[SONY] ST-S510(FM/AMステレオチューナー) [AMステレオ対応]
関連:[SONY] MDデッキの再生が歪(ひず)む現象 [MDS-S37/MDS-S38]
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