[SONY] TC-RX79(1992年発売) レビュー [カセットデッキ]

2022年11月29日

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関連:[SONY] TC-RX79(1992年発売) [39,800円]

TC-RX79

・発売:1992年:中山美穂&WANDS「世界中の誰よりきっと」
・価格:39,800円
・メカデッキ:TCM-200R10
・キャプスタンモーター:MMI-6S2LK
・ヘッド:PC-OCC巻線レーザーアモルファスヘッド
・大きさ:幅430x高さ123x奥行300mm
・重量:4.7kg
・消費電力:16W

TC-RX77(1991年)の翌年に登場したオートリバース機、価格は据え置き。

TC-RX79_カタログ

メカ部は向かって左。

後継のTC-RX711から、センターメカになる。

前面パネル

・TIMER
・DIRECTION
・COUNTER(RESET/MEMORY)
MPX FILTER
・REC LEVEL
・BALANCE
・BIAS
・DOLBY NR(B/C)
・MICROPHONE(L/R)
・JFS(Just Fader System)
・FADER
ARL(Auto Rec Level)
・HEADPHONES
・PHONE LEVEL(音量調整可能)

背面

・LINE IN(L/R)
・LINE OUT(L/R)

解説

前機種(TC-RX77)同様、カセットホルダーは引き込み式ではないが、材質が高剛性・高比重のファインセラミックコンポジット材となった。

JFS(ジャストフェーダーシステム)が追加され、TC-RX77ではそこにあったDISPLAY MODEボタンが廃止された(リモコンでやるしかない)。

相変わらず、端子(ヘッドホンとマイク)は金メッキではない。

TC-RX79以降、カセットホルダーのダンパーは赤色になった。

DAMPER_RED
↑3-712-786-01 DAMPER, OIL

AMS(オートマチックミュージックセンサー)が、前後30曲となった(マルチAMS)。

TC-RX77とデザイン的に大差なく、大きさ、重量、消費電力も同じ。

カセットリッド

TC-RX79のカセットリッド

「LASERAMORPHOUS HEAD」の文字が見られる。

関連:[SONY] LC-OFC/PC-OCC巻線レーザーアモルファスヘッド [カセットデッキ]

FL管(蛍光表示管)

FL管_TC-RX79

中央下部の「JUST FADE OUT」の追加により、TC-RX77ではその場所にあったDOLBY NRが表示できなくなった(ツマミで判別するしかない)。

重要項目が追い出されるというバカさ加減だが、FL管はSONYの製造ではなく、フタバ(双葉電子工業)に発注する必要があり、毎年新機種を出すような状況下では、大きく作り変えるのは無理だったのだろう。

関連:FL管(蛍光表示管)について

内部

内部_TC-RX79

基板

TC-RX79の基板

不具合

「BALANCE」や「BIAS」のツマミが激重で回せない場合は、内部グリスの固着が原因。

BALANCE_BIAS_TC-RX79

ツマミを表から抜き、表からパーツクリーナーを流し込んでよく回すと、固着したグリスが溶けて柔らかくなる。

関連:[SONY] ツマミの固着と解消方法 [カセットデッキ]

海外機

・TC-RX79ES

TC-RX79_TC-RX79ES

端子(ヘッドホンとマイク)が金メッキであり、右下に「ES」のロゴが付く。

関連:[SONY] 海外モデルについて [カセットデッキ]

後継機

関連:TC-RX711(1993年発売)

関連:[SONY] TC-RXシリーズの変遷と比較 [オートリバース機]

関連:TC-RX79



2022年11月29日

Posted by nakamura