[SONY] TC-RX715のメイン基板 [1994年発売]
動作動画
関連：[SONY] TC-RX715(1994年発売) [39,800円]
カタログ
基板
TC-RX715(1994年発売)のメイン基板。
↑TC-RX715基板(表)
↑TC-RX715基板(裏)
ハンダ割れ
LINE IN/OUT端子の根元
↑この基板では割れは見られない
J301：1-573-070-11 JACK,PIN 4P
RCAケーブルの抜き差しによりジャックが動き、ハンダ割れを生じることがある。
その他、基板裏面をシッカリ見て、ハンダ割れやハンダ不良がないか確認すること。
その結果、以下のようなハンダ不良が発見された。
通電はしているが、ハンダがほとんど盛られていない。
発熱箇所
(基板左上：外装背面に接触させての放熱)
Q703：8-729-141-83 TRANSISTOR 2SA473
Q704：8-729-209-15 TRANSISTOR 2SD2012
Q708：8-729-141-83 TRANSISTOR 2SA473
通電中の本体に触れた時に背面が暖かいのはこの部分。
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(基板左中：放熱支援なし)
Q705：8-729-209-15 TRANSISTOR 2SD2012
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(基板左中：放熱支援なし)
D724：8-719-312-09 DIODE RBA-402 ブリッジダイオード
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(基板下中：金属板にネジ止めしての放熱)
IC803：8-759-973-95 IC BA6219B(ROHMのReversible Motor Driver)
逆回転付モータードライブ
この金属板は銅色だが、銅ではなく鉄である。
オーディオ用コンデンサ
PB(PlayBack)
・C118 ELNA 50V 10uF
・C218 ELNA 50V 10uF
POWER
・C708 ELNA 25V 4700uF
・C711 ELNA 16V 3300uF
SYSCON
・C807 ELNA 50V 4.7uF
オペアンプ
PB(PlayBack)
・IC301 NEC C4570C (PB EQ AMP)
・IC305 JRC 4558D (AMS AMP)
・IC306 JRC 4558D (METER AMP)
ヘッドホン
・IC602 三菱 M5218AL (HEADPHONE AMP)
半固定抵抗
以下の9個のVARIABLE RESISTER(半固定抵抗)がある。
Playback Level Adjustment
(位置：中央右下)
RV101(PB L)：1-241-630-11 RES,ADJ,CARBON,10K
RV201(PB R)：1-241-630-11 RES,ADJ,CARBON,10K
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Record Level Adjustment
(位置：右上)
RV102(REC L)：1-241-630-11 RES,ADJ,CARBON,10K
RV202(REC L)：1-241-630-11 RES,ADJ,CARBON,10K
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Bias Current Consumption Adjustment
(位置：右下)
RV103(BIAS L)：1-241-631-11 RES,ADJ,CARBON,22K
RV203(BIAS R)：1-241-631-11 RES,ADJ,CARBON,22K
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Rec EQ(IV) Adjustment
(位置：LINE IN/OUT付近)
RV104(RecEQ L)：1-238-019-11 RES,ADJ,CARBON,47K
RV204(RecEQ R)：1-238-019-11 RES,ADJ,CARBON,47K
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クイックリバース
(位置：中央)
RV801(QuickReverse)：1-238-019-11 RES,ADJ,CARBON,47K
関連：[SONY] クイックリバース(QUICK REVERSE) [カセットデッキ]
製造打切年等
・製造打切年：2001年3月
・補修用性能部品保有期間：6年
・修理対応終了年：2007年3月
修理対応終了年から15年以上経過しており、SONYは修理を受けない。
関連：[SONY] 製造打切年/補修用性能部品保有期間/修理対応終了年 [オーディオ]
TC-RX715の前機種であるTC-RX711(1993年発売)、兄弟機のTC-RX1000T(1994年から2003年8月まで生産)の基板も、同様かと思われる。
↑TC-RX1000T(全国点字図書館協議会推奨)
関連：[SONY] TC-RX715とTC-RX1000Tの比較 [兄弟機]
関連：[SONY] TC-RXシリーズの変遷と比較 [オートリバース機]