[SONY] カセットデッキの最終モデル [標準サイズ]
SONYの標準サイズ(幅430mm)のカセットデッキの最終モデルは、2003年発売のTC-RX2000Tであるが、
↑TC-RX2000T(2003年)
関連:[SONY] TC-RX2000T(2003年発売) レビュー [全国点字図書館協議会推奨]
この機種は、全国点字図書館協議会(現:全国視覚障害者情報提供施設協会)推奨の「録音図書用のカセットデッキ」であり、一般向けのカセットデッキではない。
一般向けのカセットデッキは、ES機は1995年のTC-KA3ES/TC-KA5ES/TC-KA7ES、シングルリバースデッキはTC-RX300(1996年)、ダブルデッキではTC-WE475(発売年不明、2011年頃まで販売)やTC-WE675(発売年不明)、CD+カセットではTXD-RE210(1997年)あたりで終了となった模様。
このうち、TC-KA3ES、TC-KA7ES、TC-RX300、TC-WE475、TC-WE675、TXD-RE210は、2001年6月の「Hi-Fiオーディオ 総合カタログ」に掲載されている。
↑TC-KA3ES(1995年)
↑TC-KA7ES(1995年)
↑TC-RX300(1996年)
↑TC-WE475(発売年不明)
↑TC-WE675(発売年不明)
↑TXD-RE210(1997年)
関連:[SONY] Hi-Fiオーディオ 総合カタログ [2001年6月]
機能比較表は以下の通り。
2001年時点では既にカセットが滅亡状態であるが、一応、高級機(ES機)、シングルデッキ(TC-RX300)、ダブルデッキ(TC-WE475/TC-WE675)、CD+カセットデッキ(TXD-RE210)があるので、一通りは揃っていることになる?
この中でES機以外は、メカが廉価版のコストダウン機であり、電動メカ(TCM-200)を搭載した一般機は、1994年のTC-RX715で終了となっている。
↑TC-RX715(1994年)
関連:[SONY] メカデッキ(TCM-110/TCM-CMAY/TCM-170/TCM-200/TCM-190)について [カセットデッキ]
標準サイズ以外なら、コンポ用の機種(TC-TX11/TC-TX333/TC-TX373/TC-TX595)が、2000年あたりまで出ていた模様。
↑TC-TX373
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