[SONY] DOLBY NRの不良 [TC-K222ESA]

2021年12月30日

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TC-K222ESAの、DOLBY NRの不具合。

TC-K222ESA_カタログ
↑TC-K222ESA(1991年)

症状は、DOLBY NRをOFFにしても、FL管の「DOLBY NR」が点灯するというもの。

右下_TC-K222ESA

正常なら、「DOLBY NR」は、「DOLBY NR」をBかCにした時しか、点灯しないはずだ。

ただ、その右隣の「B」や「C」は点灯しないので、実際にはOFFになっている(=音には問題ナシ)と思われる。

FL管_TC-K222ESA
↑TC-K222ESAのFL管

関連:FL管(蛍光表示管)について

さらに調べると、「DOLBY NR」が点滅したり、(実際には回らないが)OFFから左に回そうとすると、「DOLBY NR」が点灯したりする。

ということは、原因は基板ではなく、このスイッチの接触不良だ。

天板を開け、メカ部を外し、前面パネルを取り外す。

左のPHONE LEVELと、右のDOLBY NRとBIASのツマミを引き抜く必要があるが、固くて抜けない場合は、傷が付かないよう、ゴムシートで挟み、ペンチ掴んで抜く。

前面パネル_TC-K222ESA

下の写真の左側が、DOLBY NRのスイッチである。

DOLBY NR_BIAS_TC-K222ESA
↑(左)DOLBY NRとBIAS(右)

このスイッチを交換すれば直るのだろうが、入手困難であり、分解するのも面倒なので、接点復活王を、スイッチの隙間から流し込む。

接点復活王

関連:接点復活王(ポリコールキング,サンハヤト)

これで、上述の不具合は出なくなった。

ついでに、タクトスイッチ各種、PHONE LEVEL、REC LEVEL、BALANCE、REC LEVEL(CAL)、REC EQ CAL、MPX FILTER、HX PRO、CALIBRATION、INPUTなどにも、接点復活王を吹き込んでおくと良い。

前面パネル右裏_TC-K222ESA

このようなパーツの不良は、今後、ますます出てくるだろう。

関連:[SONY] TC-K222ESAの基板修理 [カセットデッキ]

関連:[SONY] TC-K222ESAの分解修理と怪奇現象 [カセットデッキ]

関連:[SONY] TC-K222ESJのメンテナンス [カセットデッキ]

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2021年12月30日

Posted by nakamura