[SONY] チューナーの仕様比較 [ラジオ]

2022年10月21日

>>コメント欄は各記事の最下部<<



発売年と価格

 ONKYO MA-700U:39,800円(2003年7月11日発売)
 KENWOOD RD-VH7PC:66,000円(1999年7月1日発売) Avino VH-7(スピーカーLS-VH7のセット)

以下SONY
 ST-S1:20,000円(1995年頃発売) コンパクトコンポ(Sシリーズ)用
 ST-S500:24,800円(1992年発売)
 ST-S510:25,000円(1995年発売)
 ST-S3000:33,000円(1997年発売)
 ST-S222ESR:36,900円(1989年頃)
 ST-S222ESA:29,800円(1991年発売)
 ST-S333ESG:49,800円(1989年発売)
 ST-S333ESA:55,000円(1991年発売)
 ST-S333ESJ:55,000円(1993年発売)
 ST-S555ESX:74,000円(1986年発売)
 ST-SA5ES:55,000円(1995年発売)
 ST-SA50ES:40,000円(1997年10月発売)
 ST-SE570:オープン(販売終了時の実売価格:18,300円)(2001年6月10日/2003年6月9日発売)

ST-S222ESR_カタログ

MA-700Uはチューナーとアンプが、RD-VH7PCはチューナー、CDプレーヤー、アンプが一体となっている。

FM受信範囲

(0.1MHzステップ)

 MA-700U:76.0-90.0MHz
 RD-VH7PC:76.0-90.0MHz
 ST-S1:
 ST-S500:
 ST-S510:76.0-90.0MHz
 ST-S3000:
 ST-S222ESR:
 ST-S222ESA:76.0-90.0MHz
 ST-S333ESG:
 ST-S333ESA:76.0-90.0MHz
 ST-S333ESJ:76.0-90.0MHz
 ST-S555ESX:
 ST-SA5ES:
 ST-SA50ES:76.0-90.0MHz
 ST-SE570:

FM補完放送(90.1MHz以上)に対応する機種はない。

ST-S222ESR/ST-S222ESAはTV放送の音声受信ができるが、TVの周波数にしか合わないので、FM補完放送は聴けない。

AM受信範囲

(9kHzステップ)

 MA-700U:522-1629kHz
 RD-VH7PC:531-1629kHz
 ST-S1:
 ST-S500:531-1602kHz
 ST-S510:531-1602kHz
 ST-S3000:
 ST-S222ESR:
 ST-S222ESA:522-1611kHz
 ST-S333ESG:
 ST-S333ESA:
 ST-S333ESJ:
 ST-S555ESX:
 ST-SA5ES:
 ST-SA50ES:531-1602kHz
 ST-SE570:

SONY機に、路側放送(1620/1629kHz)が受信できる機種はない。

ステレオセパレーション(分離度)

 MA-700U:45dB(1kHz)
 RD-VH7PC:36dB(1kHz)
 ST-S1:40dB
 ST-S500:40dB(1kHz)
 ST-S510:50dB(1kHz)
 ST-S3000:50dB(1kHz)
 ST-S222ESR:60dB(1kHz)
 ST-S222ESA:60dB(1kHz)
 ST-S333ESG:70dB(wide)
 ST-S333ESA:70dB(wide)
 ST-S333ESJ:70dB(wide)
 ST-S555ESX:70dB(wide)
 ST-SA5ES:70dB(wide)
 ST-SA50ES:65dB(wide)
 ST-SE570:45dB(1kHz)

関連:FM放送の試験電波を使った ステレオセパレーション調整

S/N比(モノラル)

 MA-700U:73dB
 RD-VH7PC:70dB
 ST-S1:80dB
 ST-S500:80dB
 ST-S510:81dB
 ST-S3000:81dB
 ST-S222ESR:80dB
 ST-S222ESA:80dB
 ST-S333ESG:100dB
 ST-S333ESA:100dB
 ST-S333ESJ:100dB
 ST-S555ESX:99dB
 ST-SA5ES:100dB
 ST-SA50ES:90dB
 ST-SE570:74dB

S/N比(ステレオ)

 MA-700U:67dB
 RD-VH7PC:65dB
 ST-S1:75dB
 ST-S500:75dB
 ST-S510:76dB
 ST-S3000:76dB
 ST-S222ESR:75dB
 ST-S222ESA:75dB
 ST-S333ESG:92dB
 ST-S333ESA:92dB
 ST-S333ESJ:92dB
 ST-S555ESX:92dB
 ST-SA5ES:92dB
 ST-SA50ES:84dB
 ST-SE570:69dB

全高調波歪率

(1kHz/mono/stereo)

 MA-700U:0.2%/0.3%
 RD-VH7PC:
 ST-S1:0.3%/0.5%
 ST-S500:0.3%/0.5%
 ST-S510:0.07%/0.2%
 ST-S3000:0.07%/0.2%
 ST-S222ESR:0.045%/0.05%
 ST-S222ESA:0.045%/0.05%
 ST-S333ESG:0.004%/0.0075%
 ST-S333ESA:0.004%/0.0075%
 ST-S333ESJ:0.004%/0.0075%
 ST-S555ESX:0.005%/0.008%
 ST-SA5ES:0.004%/0.0075%
 ST-SA50ES:0.0098%/0.015%
 ST-SE570:0.1%/0.2%

消費電力

 MA-700U:40W/7W(待機電力)
 RD-VH7PC:45W
 ST-S1:9W
 ST-S500:8W
 ST-S510:7W
 ST-S3000:7W
 ST-S222ESR:14W
 ST-S222ESA:14W
 ST-S333ESG:20W
 ST-S333ESA:20W
 ST-S333ESJ:20W
 ST-S555ESX:21W
 ST-SA5ES:20W
 ST-SA50ES:13W
 ST-SE570:10W

先頭の2機種はアンプ内蔵なので、当然大きくなる。

重量

 MA-700U:3.5kg
 RD-VH7PC:4.5kg
 ST-S1:2.9kg
 ST-S500:2.8kg
 ST-S510:2.7kg
 ST-S3000:4.3kg
 ST-S222ESR:4.0kg
 ST-S222ESA:4.0kg
 ST-S333ESG:7.0kg
 ST-S333ESA:7.0kg
 ST-S333ESJ:7.0kg
 ST-S555ESX:5.6kg
 ST-SA5ES:6.0kg
 ST-SA50ES:4.0kg
 ST-SE570:2.5kg

生産国

 MA-700U:日本
 RD-VH7PC:中国
 ST-S1:日本
 ST-S500:日本
 ST-S510:日本
 ST-S3000:日本
 ST-S222ESR:日本
 ST-S222ESA:日本
 ST-S333ESG:日本
 ST-S333ESA:日本
 ST-S333ESJ:日本
 ST-S555ESX:日本
 ST-SA5ES:日本
 ST-SA50ES:日本
 ST-SE570:マレーシア

まとめ

ST-SA50ESはST-SA5ESの廉価機であり、仕様上でも劣るが、消費電力は低い。

但し、ST-SA50ESはFL管の表示がドット式で細かくなっており、局名も8文字まで(ST-SA5ESは4文字まで)入るようになった。

ST-SE570は、SONY最後のフルサイズのチューナーだが、既に生産終了。

(ST-S500/ST-S510)(ST-S222ESR/ESA/ESJ)(S333ESG/A/J/ST-SA5ES)という区分で差が付けられている。

ST-S500→ST-S510のように、FL管から信号強度(SIGNAL)が消えるなど、後継機ながら機能的な劣化もあるので注意。

ES機(S333以上)にはFMアンテナ入力を2系統持つものが存在し、パネル操作で切り替え可能。

アンテナを2本接続し、局によって受信状況の良い方を選べる。

S333ESG/A/JとSA5ESのステレオセパレーション、S/N比、全高調波歪率は同じ。

AMステレオ対応機種は、上記の中では、ST-S1、ST-S500、ST-S510、ST-S3000、ST-S333ESJ、ST-SA5ES、ST-SA50ES。

AMステレオ放送は1992年の開始なので、対応するのはそれ以後発売の機種となるが、AMステレオが衰退したため、ST-SE570などの新しい機種では非対応。

AMステレオ放送実施局
↑AMステレオ放送実施局(2021年10月)

ラジオごときに7万円や5万円、消費電力20W、重量6kgとか、令和の今となっては理解できない状況だった。

どれを選択するか

ST-SA50ESは最後のESチューナーであり価格が高いため、ST-S333ESG/ST-S333ESA/ST-S333ESJがいいのでは?

# 厳密な最後はST-SA50ESだが、上述の通り廉価機。

AMステレオも必要なら、ST-S333ESJ一択となる。

生産から30年近く経つので、各所にズレが生じているだろう。

目的の周波数に合わせても、若干チューニングがズレることになり、音質に悪影響が出る。

SSG(標準信号発生器)などを使った調整が必要だ。

関連:オーディオ構成/接続図(2021年10月)

関連:[SONY] ST-S222ESAのレビュー [チューナー]

関連:[SONY] ST-S510(FM/AMステレオチューナー) [AMステレオ対応]

関連:[SONY] CAL TONE [ST-S222ESA]

関連:[SONY] 音が出ない故障の修理とAMステレオ放送 [SRF-M100]



2022年10月21日

Posted by nakamura