[SONY] Discman D-223の修理 [CDプレーヤー]
SONYのポータブル型CDプレーヤーである、Discman D-223について。
関連:[SONY] Discman D-223のレビュー [CDプレーヤー]
詳細は上記記事を読んでもらうとして、気になるのは、
BASS BOOSTがON時に、低音強調が入ったり切れたり、連続で波打つような感じがする問題。
よく聴かないと分からない上に、再現性がハッキリせず不明。
コンデンサの交換
できることと言えばコンデンサの交換くらいなので、17個のコンデンサを目視確認すると、C318(330uF 6.3V, ニチコン)の頭が若干膨らんでいる感じがするような。
↑中央がC318
大きさは、直径8mm、高さ6mm。
上記記事でも書いたように、背の低いコンデンサが必要であり、手持ちにはない。
だが、別の場所に寝かすと格納できるので、交換した。
↑ショートしないように注意
電子部品チェッカーで調べると、以下の通り。
↑(古)330uF 20% 6.3V
↑(新)330uF 16V
ESRの値が異なるが、大差はない。
スライドスイッチの固定
本機にはスライドスイッチが4箇所あるが、基板へのハンダ固定が外れて浮き上がっているものがあった。
その前にハンダを追加する。
パターンが剥がれており、ハンダを盛っても固定できない箇所もあるので、接着剤で補強しておく。
この浮き上がりを放置すると、スイッチの切り替えでスイッチが捥(も)げ、アウトとなるが、当然ながら、これが「ソニータイマー」である。
交換の結果
作業後、音楽CDを再生し、結果を確認中。
SONYのラジオであるSRF-M100やICF-M702Vの経験から、ELNAのコンデンサが怪しいと思うが、
・C342:6.3V 10uF ELNA
・C530:22uF 10V ELNA
・C531:22uF 10V ELNA
入手の上交換するかは、今回の交換結果次第。
1曲目から再生を開始し、6曲目を聴いているが、低音強調が波打つ感じは消えたような…気がしたが、8曲目で発生。
そりゃ当然、大差のないコンデンサに変えただけなので。
曲の特定部で発生するので、曲によるのか?
以前も書いたように、本機の曲のBASS BOOSTは他社の低音強調とは異なる(優れた)感があるが、それ故にこの現象?
関連:[SONY] SRF-M100の修理と使用方法 [AMステレオ対応]
関連:[SONY] ICF-M702V/ICF-M701のレビューと分解/修理 [通勤ラジオ]
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません