[SONY] TC-RX55とTC-RX70の比較 [カセットデッキ]
SONYのカセットデッキであるTC-RX55とTC-RX70は、オートリバースのシングル機で、TC-RX55(1989年)の翌年にTC-RX70(1990年)が発売された。
メカデッキが変更となったことで、1世代で大きく変化している。
TC-RX55
1989年発売で、価格は36,900円。
関連:[SONY] TC-RX55(1989年発売)のレビュー [カセットデッキ]
TC-RX70
1990年発売で、価格は39,800円。
関連:[SONY] TC-RX70(1990年発売) レビュー [カセットデッキ]
TC-RX55→TC-RX70
メカデッキ
TCM-170→TCM-200
↑TCM-200D2(TC-RX70)
ソレノイドを廃止
静音動作に
モーター2個追加で計3個に
俊敏動作に
扉の電動化
TC-RX55は手動扉
テープ窓が光るように
TC-RX55は光らない
カウンターが実時間表示
リニア(分秒)表示
クイックリバース追加
TC-RX55にはない
AMS(オートマチックミュージックセンサー)対応
但し前後1曲のみ(複数対応はTC-RX79から)
ARL(Auto Rec Level)追加
Rec Levelが電動に
再生モードが追加され3種類に
TC-RX55は2種類(A面→B面で終了というモードがない)
FL管が消灯可能に
TC-RX55は不可(機能自体がないのでリモコンでも不可)
ワウ・フラッターの改善
TC-RX55:±0.13%Wpeak 0.09%WRMS
TC-RX70:±0.09%Wpeak 0.05%WRMS
モーターだけでなく、フライホイールやゴムベルトも変わっている。
消費電力が5W増加
16W→21W
価格上昇
36,900円→39,800円
リモコン
RM-900S→RM-J501
本体に機能のあるものについては、RM-J501/RM-J510でもTC-RX55を操作可能。
さらなる選択
大きい(長い)FL管
TC-RX77(1991年)及びTC-RX79(1992年)
複数AMS(オートマチックミュージックセンサー)
TC-RX79(前後30曲)
AUTO CAL(自動キャリブレーション)
TC-RX715(1994年)など
ヘッドホンの音量調整
TC-RX77(1991年)など
センターメカ
TC-RX711(1993年)以降
↑(上)TC-RX711とTC-K710S(下)
関連:[SONY] TC-RXシリーズの変遷と比較 [オートリバース機]
関連:[SONY] TC-K500RとTC-RX55の比較 [1989年]
関連:[SONY] ESシリーズの変遷と比較(ESG→ESL→ESA→ESJ→KA*ES) [カセットデッキ]
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