[アジマス] 謎のリサジュー図形を追う [カセットデッキ]
以前の、TC-K222ESAで、再生開始時に必ずBADとなり、その後しばらくしてGOODで安定する問題。
関連:[謎] 安定までに時間が掛かるリサジュー図形 [TC-K222ESA]
コメントをいただいたので、色々と試してみよう。
純正(=大昔)のゴムベルトを外し、
(純正:3.3mm幅 折長116mm)
若干小さい、互換品に交換する。
(互換:4mm幅 折長112mm)
だが、状況は変わらなかった。
関連:[SONY] ゴムベルトの交換(型式と長さ) [カセットデッキ]
次に、両方のピンチローラーを、徹底・徹底・徹底・徹底・徹底的に掃除する。
これにより、BADから始まるのは不変だが、BADの時間が明らかに短くなった。
次に、ピンチローラーを交換する。
巻き取り側ピンチローラー交換
→不変(BAD時間短)
送り側ピンチローラー交換
→不変(BAD時間短)
ピンチローラーの交換でも、不変であった。
関連:[SONY] ピンチローラーの交換(型式と大きさ) [カセットデッキ]
だが、徹底掃除により、安定までの時間に短縮が見られたので、これで妥協(敗北)することとし、ケースを閉じて棚に設置すると、再び最初の状態に!
前回はBADが3.76秒だったので、悪化してる!
意味が分からない。
途中段階の徹底掃除で改善したところをみると、ピンチローラーに一因があるようだが、必ずBADから始まるのは不変だったので、他に原因があるということになる。
ピンチローラーを分解して徹底掃除した後、表面を見ると、適度な摩擦もあり、まだ十分使えるように見えるが、古くなると、ゴムから油分が出るなどして、綿棒掃除では除去できなくなる?
毎回、メカを取り出しての徹底掃除は面倒すぎるので、古くなったピンチローラーは、掃除後に使えるようでも、新品に交換した方がいいだろうね。
特に送り側は、打ち抜く必要があり、テープパスの問題もあるので、交換を躊躇(ためら)いやすい。
ということで、謎は解決していない!
つい先日まで異常はなかったし、ヘッド周辺のネジには触れていない(緩み止め剤)。
送り側も、21.1mmで計測し、目視でもテープパス確認済である。
問題は、なぜ再生開始時に必ずBADから始まるのか、という点である。
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