[HIDISC] 劣悪低質テープをES機で使った結果 [TC-K222ESJ]
劣悪低質で有名な、HIDISCのカセットテープ(HDAT60N10P2)。
関連:[磁気研究所] 劣悪とウワサのHIDISCのカセットテープ HDAT60N10P2(60分) [HIDISC]
使った結果は上記の動画/記事の通り「高音が顕著に落ちる」だが、この時はAUTO CALIBRATIONを使ったものだった。
今回、再度このテープにTC-K222ESJで録音してみたが、AUTO CALIBRATIONは無視し、BIASを浅くしてやると、それなりに高音が出るようになった。
だが、やはり音が不安定というか、時々、左右に揺れることがある。
これは、テープが不均一なためだろう。
この録音済テープをTC-K710Sで再生すると、TC-K222ESJでの再生とは比較にならないほど、音がフラフラ。
# フラつきなので、テープのアジマスが原因ではない。
テープの質が低い分、クローズドループ デュアルキャプスタン(テープ送りの安定)が効いて補われたと感じるが、どうだろう?
同じテープにTC-K710Sで録音し、TC-K710Sで再生して比べてみないとハッキリしないけど。
以下でも書いたように、TC-K710Sはピンチローラーが右側だけの機種だが、クォーツロックサーボによる正確なテープ送りが可能(ココ重要)で、テープがまともなもの(マクセルのURで十分)なら、ES機に迫る。
ということで、クローズドループ デュアルキャプスタンは低質テープでも有効?ということだが、ヘッドへの悪影響もあるので、低質テープのためにES機を買うのはオススメしない(笑)。
関連:[SONY] 3ヘッド機対決(比較) [TC-K222ESJ,TC-K710S,TC-K700S]
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