ダイソーの充電器で不良電池を復活させる作戦
不良電池
手元に何本か、不良のニッケル水素電池がある。
・エネループ 単三(黒)
・エネループ 単三(白)
・レボルテス(ReVOLTES) 単四
今は亡きSANYOの純正充電器(NC-TGR03)で充電不可、測定機能付きの充電器(LiitoKalaのlii-500)でも充電不可。
↑(左)NC-TGR03とlii-500(右)
LiitoKalaのlii-500を使って調べると、
エネループ(黒)は、容量極小。
エネループ(白)は、容量極小。
レボルテスは、認識されず「null」となってしまう。
エネループ(黒)とエネループ(白)は、電圧を測ると1.3V程度あるが、実際に使うとスグに電圧が降下してアウトとなる。
レボルテスは、充電できないので、電圧はほとんどない。
大した回数の充電もしていないのに、この有様！
ダイソーの充電器
不良電池を復活させるため、ダイソーの充電器を手に入れた。
価格は、税込で110円。
この充電器は、シンプル(過ぎる)造りで、IC制御がないため、不良電池でも充電できるとの情報を受けて入手である。
分解者の記事によると、内部にはトランス、抵抗、ダイオード、LEDしかないらしい(笑)
当然、過充電防止機能がないので、自分で充電時間を測り、手動で充電を止める必要がある。
また、温度管理などの安全対策もない。
↑フタが割れるようなので予め外しておく
赤LEDは、左に入れると下側が、右に入れると上側が点灯する。
充電時間は
・単四(750mAh)：約6.5時間
・単三(1300mAh)：約11.5時間
(1本時と2本時の充電時間は同じ)
も掛かるので、常用には不向き、というか、不可。
不良電池が数本あるので、税込110円でこの充電器を買っても、復活すれば元が取れる？
今回のような用途でなければ、こんなモノ買わない(笑)
仕様
・入力電源：AC100V 50/60V
・出力：DC1.4V 135mA
・外形寸法：45×95×35mm
・重量：約104g
・使用温度範囲：0-40度
「武田コーポレーション」は、他社100均のニッケル水素電池であるVOLCANO(ボルケーノ)やその充電器を出している会社であるが、ダイソーのReVOLTES(レボルテス)も「武田コーポレーション」によるものだと思われる。
まさかの作戦失敗！
早速、不良電池をダイソーの充電器に叩き込む。
説明書に「単三と単四を同時に充電しないこと」とあるので、エネループ 単三(黒)と(白)の2本を入れる。
だが、充電ランプが点灯しない！
接触不良かと思って確認するも、接触不良はない模様。
正常な充電池を入れると点灯するので、この2本の不良電池が原因だ！
ということで、早速作戦失敗！
5億ボルトを掛けて爆発させるか、戸塚ヨッ●スクールに送り込むことにする。
残る1本、レボルテスの単四はランプが付いたので、充電開始。
スマホのストップウォッチを発動、6.5時間後を待つ…
6時間後、電池を取り出す。
特に発熱している感じもない。
電圧を測ると、1.3V。
LiitoKalaのlii-500でテスト！
ダメだった…
NORMAL TESTで「0mAh」て。
NC-TGR03のリフレッシュモードを試すが、これも5分程度で止まってしまう。
単三(黒)(白)は、LiitoKalaのlii-500のNORMAL TESTで「0mAh」となり意味不明！
NORMAL TEST後の電圧は
黒：1.47V
白：1.48V
と高めだが、マウス程度でもスグに止まってしまい、ほとんど使えない。
結局、不良3本で使えるようになったのは1本もなく、作戦全失敗で玉砕！
3本とも、5億ボルトを掛けて爆発させるのが正解だったようだ。
さらなる挑戦
単三(黒)(白)を、ダイソーの充電器に入れてもLEDが点灯しないが、そのまま放置すると、LEDは点灯しないものの、電池がわずかに熱を持つので、充電はされている？
ということで、そのまま放置。
6時間後、電池を取り出すと、両者とも1.5V程度を示した。
その後、LiitoKalaのlii-500のNORMAL TESTを行う。
だが、「0mAh」となり意味不明！
やはり、5億ボルトを掛けて爆発させるのが正解だったようだ。
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