100円ショップのキッチンタイマーの接触不良の改善



100円ショップで売られているキッチンタイマー。

キッチンタイマー

ボタンを押しても反応が鈍かったり、時間を設定しようとボタンを押すとリセットされたりする。

そのようなこともあり、音も鳴るし光りもする、もっと上級のタイマー(T-588WT)を使っているのだが、

T-588WT_ユニバーサルタイマー

関連:ユニバーサルタイマー T-588 (ドリテック)

別の部屋でタイマーを使いたいこともあり、復活させることとなった。

上述の問題を改善させるため、分解する。

電池ケースを開け、精密ドライバーで、その下にあるネジを外す。

キッチンタイマー

隙間からヘラを差し込み、本体をこじ開ける。

こじ開ける際には、以下のようなヘラセットがあると便利。

キッチンタイマー

関連:ヘラセット 6本組

裏蓋にはケーブル類はないので、気にせずこじ開けて良い。

キッチンタイマー

裏蓋を開けたら基板が見えるので、液晶の下にある2ツのネジを外す。

キッチンタイマー

基板を外すと、ゴムボタンが見える。

キッチンタイマー

基板上の接点(12箇所)と、ゴムボタンの裏側(同)を、接点復活剤(αオレフィン)を付けた綿棒でシッカリと拭く。

キッチンタイマー

関連:接点復活王(ポリコールキング,サンハヤト)

画面のクモリを取るため、液晶と基板との接続に注意しながら、液晶の表側と、内窓を拭く。

キッチンタイマー

電池の接触不良を防ぐため、マイナス側の接点を起こし、プラス側を内側に曲げる。

キッチンタイマー

端子が錆びているようなら、ヤスリで削り、ハンダを盛るなどする。

基板を戻し、電池を入れて動作を確認したら、裏蓋を閉じて完了。

結果、以前のような、不穏な動きはなくなった。

最後のネジ止め(電池の下)をした際、ネジがバカになっていることが判明したが、裏蓋はツメでシッカリと止まっているので、何ら問題はない。

なお、使用されている電池は、LR1130×1個である。

関連:[EL-132H] 電卓の電池交換とAliExpressの激安ボタン電池 [LR1130]

このタイマーの前は、100円ショップで売られている以下のものだったが、

キッチンタイマー

スイッチが金属板の上からテープが貼られているタイプで、

キッチンタイマー

スイッチが拭けず、接触不良の改善ができなかった。

関連:[ダイソー] キッチンタイマーの接触不良 [100円ショップ]

まぁ、キッチンタイマーは、多少高くても良いので、最初から質の高いものを買っておくべきだろう。

キッチンタイマー

100円の安物でない限り長く持つだろうから、不穏なものをイライラしながらいくつも使うのは、賢明ではない。

関連:[SHARP] 怖い電卓の話 [EL-132H]



Posted by nakamura