「抵抗入りケーブル」を自作する
カセットデッキのSOURCEとTAPEの動画は、
一眼カメラで撮ることが多い。
音声と映像を別撮りすると、
編集時にズレたりして面倒だが、
音声も一眼カメラで撮ると、
その心配がない。
だが、カメラの音声INは、
プラグインパワーのMIC端子なので、
ヘッドホン端子からの入力は、
音量を絞っても過大すぎて不適。
カメラ側で録音レベルが設定できるが、
これを下げても爆音。
カメラの映像をHDMIで出し、OBS等で…は、
ケーブルが増えて非常に面倒。
どうするか?
MIC端子への入力用に、
「抵抗入りケーブル」が売られている。
昔は店で普通に売られていたように思うが、
最近は見ない。
現在では、ICレコーダーへの
入力に使うようだね。
だが、ものによって抵抗値がバラバラであり、
当方の環境に適するか不明。
また、このためだけに買うのも何なので、
自作してみた。
余っている3.5mmステレオケーブルを切断し、
間に抵抗を組み込む。
だが、切断してみると、
ご丁寧に、エナメル線(絶縁被膜)という
最悪な状況(笑)
エナメルはハンダ付けの熱で溶けるが、
接触不良になることもあるので、
ヤスリでエナメルを除去しておく。
単にLとRの各々に
1kΩを入れる程度の工作ではダメ?
オリンパスのケーブルのレビューには、
「1kΩの抵抗」とあったのだけど。
10kΩでも爆音だった。
もっと調べてみよう。
調査の結果、抵抗4個で製作。
20kΩ
200Ω
再生機器
録音機器
接続後、収縮させる前に線が切れて
製作者もキレて事案になったりしたが、
何とか完成。
両端対象ではない(向きがある)ので注意。
端の赤い方を出力(再生機)、
反対側を入力(カメラ)につなぐ。
SONYのTC-K222ESJと
マクセルのUDIで試してみる。
爆音はなくなったが、
無音時の「サー」という音は消えない。
カセットデッキからは「サー」音はないので、
カメラ側の仕様(=限度)?
常に「ヒスノイズ」があるように聴こえるので、
この方法では難があるな…
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