FL管の窓(ウィンドウ)について

2022年10月12日

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ウィンドウ

カセットデッキの表示部(FL管)の前にある、プラスチック製のウィンドウ。

ウィンドウ

以下の機種は、ウィンドウが共通(3-386-243-11)なので、相互交換が可能。

TC-RX711(1993年発売)
TC-RX715(1994年発売)
TC-RX1000T(1994年から2003年8月まで生産)
TC-RX2000T(2003年発売)
TC-K700S(1993年発売)
TC-K710S(1995年発売)

傷が入りやすい部品なので、傷が気になったら、別機を入手して交換するという方法もある。

両面テープで貼り付けているだけなので、ジワジワ剥がせば、交換は簡単だ。

色の濃さが違う

だが、実は色の濃さが違う!

以下のように、光にかざしてみると、一目瞭然。

ウィンドウの比較

なので、FL管そのものの明るさが同じでも、ウィンドウが異なると、見た目の明るさが異なるという事実!

さらに、濃さだけでなく、色も違う。

この濃さの差が、劣化によって生じるのか、それとも、元々異なるのか?

さらに、意図的に変えているのか、それとも、意図せずに(材質変更で)変わってしまったのか。

FL管の世代により、明るさや色が変わった場合、それに呼応してウィンドウも変え、見た目を合わせている可能性も考えられる。

FL管は劣化するものなので、徐々に暗くなっていくが、色の薄いウィンドウに変えることで、見た目の明るさを上げることが可能。

点灯FL管_TC-RX1000T

関連:FL管(蛍光表示管)について

色の薄いウィンドウだと、点灯していないパターンまで見えてしまい気になるが、暗いよりかはマシ?

FL管_TC-RX1000T

なお、SONY機のFL管を製造していたフタバ(双葉電子工業)は、2021年12月の受注を以て、蛍光表示管と蛍光表示管モジュール事業から撤退する。

関連:蛍光表示管および蛍光表示管モジュール事業からの撤退に関するお知らせ (双葉電子工業)

消費電力の大きいFL管は時代遅れ、液晶が主流だろうから仕方がないが、このFL管の輝きが、カセットデッキに於いては重要なのだ!

関連:[SONY] TC-RX715とTC-RX1000Tの比較 [兄弟機]

関連:[SONY] ピンチローラーの軸の劣化 [カセットデッキ]



2022年10月12日

Posted by nakamura