[中華] 変なLEDテスター(SHH-CSH) [AliExpress]
「LED TESTER」を入手した。
内容物は、本体とネジ2本。
9V電池を使用するが、電池は付属しない。
隙間がないので、電池を上手く入れないと裏蓋が閉まらない。
LEDを光らせるには、アノードを上の穴、カソードを下の穴に挿し、赤ボタンを押すだけだが、ロック機構がないため、左右に押さえ付けないと点灯しない。
足の長い方がアノード(+)、短い方がカソード(-)。
左から
・2箇所:2mA
・2箇所:5mA
・3箇所:10mA
・4箇所:20mA
・2箇所:30mA
となっているので、電流値による明るさ比較や、同一の電流値の穴に挿すことで、LEDの個体差も分かる。
ように見える…
表記が変
だが、内部の抵抗をよく見ると、表側の表記と一致していない!
↑裏表なので左右逆になる
区切りは間違い(×)で、正しくは桃色の線。
電流値が変
また、本機の抵抗は固定抵抗であり、どこを見ても定電流回路がないため、一定の電流は出せないのでは?
ということで、各色の電流値(mA)を調べた。
・表記では左端は「2mA」とあるが、4.2-4.8Aである。
・表記では右端は「30mA」とあるが、23.6-27.6Aである。
ということで、電流値もデタラメ!
LEDの色により順方向電圧(VF)が異なるのに、固定抵抗だけで定電流を流せるはずがない!
さすがは中華!!
指摘者
ココのレビューにて、表側の表記不一致を指摘している人がおり、
以下のように、手書きで直した模様。
↑黒マジックで修正されている
これらの点を理解した上で、LEDの点灯/不点灯や、明るさの差を知る程度には使えるだろう。
定電流回路が必要なら
定電流回路が必要なら、以下のキットがある。
キットなので自分で組み立てる必要があるが、難度は低く、電子パーツを扱う共立電子の開発なので信用できるだろう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません