[LCR-T4] 電子部品テスターの改良 [中華]
以前、USB仕様に改造した、
電子部品テスター。
USB(5V)を9Vに昇圧し、
電池ナシで使えるようにしたもの。
問題なく使えるものの、
なんか格好悪いよね。
このあたりとか…
ということで、
手を加えることにする。
まず、マイクロUSB端子は
不要なので、切り落とす。
ここで脱着することはないから、
端子である必要はない。
昇圧器への入力は
端子経由でなくてもよいので、
USBケーブルから+5V(赤)とGND(黒)を出し、
昇圧器に直結させる。
このことで、
底面から出ていたUSBケーブルを、
側面から出せるようにもなる。
(端子を落としたことで通過可能)
また、昇圧器が見えていると
格好悪いので、
基板裏のスペースに格納することで、
表からは見えなくできる。
さらに、基板上の電子部品を
直接調べられるように、
このパターンに
テストケーブルを付け加える。
先端はミノムシクリップとしたが、
途中は脱着式に。
何故かというと…
狭い箇所用に、テスト棒も
使えるようにするためだ。
これには、テスターの、
千切れたテストリードの
テスト棒の先端を使う。
先端に脱着式のケーブルを
ハンダ付けし、
糸ようじと収縮チューブで
テスト棒を製作。
なかなかいい感じだ。
先端は、径の異なる
収縮チューブを重ねている。
ケースから外に出すケーブルは、
ケース側面の穴から出しているが、
このままだと、ケーブルが
引っ張られることで負荷がかかるので、
結束バンドを使い、
引き出されないようにする。
逆に、ケーブルが押し込まれることでも
負荷がかかるので、
外側にも結束バンドを施し、
内側にも入らないようにする。
完成。
見た目がスッキリした上に、
使い勝手も向上した。
ケーブルが多いので、
収納時に邪魔になるのが難点だが…
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複雑な基板上では、パーツを付けたまま測ると、変な値/種類を示すことがあるので注意。
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