[マウス] M-XGM20DLBKを再度購入 [エレコム]

2024年7月14日



エレコム(ELECOM)のワイヤレスマウスであるM-XGM20DLBK(握りの極み)を「再度」購入した。

M-XGM20DLBK_外箱

「握りの極み」とあるように、手にフィットする。

今も使っているのだが、親指が当たるラバー的な素材が削れ、ついにプラスチックまで到達してしまった。

M-XGM20DLBK_親指部分

使えないことはないが、偶然、2,778円だったので、購入した。

M-XGM20DLBK_2778円

左が新品で、右が所有品。

M-XGM20DLBK_新旧

側面のラバー的な素材は同じなので、新品も削れていくだろう…

M-XGM20DLBK_新旧親指部分

レシーバーは本体底面にある穴に格納できるが、

M-XGM20DLBK_新旧底面

購入時は、パッケージ土台の電池の下に入っているので注意。

M-XGM20DLBK_電池

今まで複数台のM-XGM20DLBKを購入してきたが、付属する電池は全て三菱のこの電池だったような。

M-XGM20DLBK_三菱

当然ながら、使い捨ての電池ではコスパが悪いので、エネループなどの充電池を使う。

関連動画

以下の動画は、以前購入した時のもの。

分解動画

分解掃除及び内部の様子は、以下を参照。

分解には特殊ドライバー「Y 2.0」が必要。

関連:AC6088A 38in1 特殊 ドライバーセット

関連:接点復活王(ポリコールキング,サンハヤト)

M-XGM20DLBKのホイールにはチルト機能があり、左右に傾けることで横スクロールが可能であり、当方が使用している理由の一つ。

M-XGM20DLBK_チルトホイール

新品を使用して感じたこと

・ホイールの回転が固め
・マウスの移動が軽い

ホイールの回転は、新品だから固いのか(=使うと劣化で緩くなる)とも思ったが、ここまで固くはなかったような。

だが、不快な固さではないので問題はない。

ホイールの回転は、カタカタとクリック感のあるもの。

回転に全く抵抗のないマウス(=当方には絶対ムリ)もあるが、それを好む向きには全く向かない。

マウスの移動に関しては、底面にあるソールの摩耗で間違いない。

使用によりソールが削れ、抵抗が増してくるのだ。

別売のソールを切って貼れば改善する。

M-XGM20DLBK_新旧底面

有名マウスであれば、専用形状のマウスソールが売られており、既存のを剥がして交換できるが、本マウスはそれほどのマウスではないので、専用形状のそれはない。

その他

エレコムのマウスの中では最上位付近のモデルで、定価はなんと、税込9,559円(笑)。

左右ボタンには、信頼性の高いOMRON社製スイッチが使われているが、造りは安っぽく、堅牢性もない。

3千円程度で入手し、劣化したら使い捨てにしていくレベルのマウスだ。

保証期間をわずか6ヶ月としていることから、エレコムもその辺りは分かっているのだろう。

左前方にあるF1/F2ボタンは、押しにくいので相変わらず使っていない。

M-XGM20DLBK_ボタン配置

ホイール手前にあるF3ボタンは押せないことはないが、これらのボタン(F1/F2/F3)は、専用のアプリ(エレコムマウスアシスタント)を入れないと動作しない。

関連:エレコムマウスアシスタント

形状だけなら、同じエレコムから出ている、廉価版的なM-XGM10DBBKや、

M-XGM10DBBK

そのECモデルであるM-XGM10DBBKでもよく、価格も1,800円程度と安いのだが、ホイールチルト(横スクロール)がないのでダメなのだ。

サイズの選定

EX-G(握りの極み)シリーズには、3サイズがあるが、

・S(小):M-XGS20DLBK:単四×2本
・M(中):M-XGM20DLBK:単三×1本
・L(大):M-XGL20DLBK:単三×1本

大きさが異なると、感じが全く異なるので、選定の際には注意が必要。

安いからといって別のサイズを買うと、フィットせずゴミとなる。

実際に、廉価版のMとLを買ったが、Lは全く合わず、押し入れ行きとなった。

電池寿命

EX-G(握りの極み)シリーズには、3サイズがあるが、

・S(小):M-XGS20DLBK
・M(中):M-XGM20DLBK
・L(大):M-XGL20DLBK

電池のサイズと本数が異なる。

・S(小):M-XGS20DLBK:単四×2本
・M(中):M-XGM20DLBK:単三×1本
・L(大):M-XGL20DLBK:単三×1本

電池寿命は、以下の通り。

S(小):M-XGS20DLBK:単四×2本
・連続動作時間:約104時間
・連続待機時間:約288日
・想定電池使用期間:約203日

M(中):M-XGM20DLBK:単三×1本
・連続動作時間:約116時間
・連続待機時間:約320日
・想定電池使用期間:約225日

L(大):M-XGL20DLBK:単三×1本
・連続動作時間:約116時間
・連続待機時間:約320日
・想定電池使用期間:約225日

Sは小型なので単四、しかし1本では容量が少なくすぐに切れるので2本(並列)としたのだろう。

エネループ(単三)のmin容量は1900mAh、エネループ(単四)のmin容量は750mAhなので、S(小)は2本でも、M(中)に及ばない。

なお、形状類似の廉価モデルだと

S(小):M-XGS10DB
・連続動作時間:約333時間
・連続待機時間:約937日
・想定電池使用期間:約650日

M(中):M-XGM10DB
・連続動作時間:約370時間
・連続待機時間:約1041日
・想定電池使用期間:約722日

L(大):M-XGL10DB
・連続動作時間:約370時間
・連続待機時間:約1041日
・想定電池使用期間:約722日

となり、3倍持つ。

これは、センサーがレーザーかBlue LEDかによるものだろう。

ゲーマーのようにマウスを激しく動かすならまだしも、そうでない限りはBlue LEDで十分かも。

予備の確保

個体差が大きく、以前購入時は、ボタンの反応が悪いものもあった。

なので、商品を受け取ったら速やかに開封し、動作を確認する必要がある。

不良の場合はエレコムに電話すると交換してくれるが、電話代有料でかつなかなかつながらないので、数千円の商品に対してこれだと割に合わない。

567で値上げ、ロシアで値上げ、原材料費高騰で値上げ、輸送費高騰で値上げ、そのうち関ヶ原で石田三成が敗北したとかでも値上げとなりかねない、この意味不明な便乗値上げ時代、安価で見つけたら予備として確保しておきたい。

関連:M-XGM20DLBK

関連:M-XGM10DBBK (廉価機種)

関連:M-XGM10DBBK (廉価機種のECモデル)



Posted by nakamura