[mp3] どのビットレートが最良? [検証]
mp3は、どのあたりで高音を切り捨てているのかを調べる。
まず、48kHz 16bitにて、0-24kHzのWAVファイルを作る。
音はこんな感じ。
この動画では聴こえているが、15kHzあたりを過ぎると、聴こえなくなる。
おおよそ、24kHz付近まで出ている。
次に、このWAVファイルをmp3にエンコードする。
エンコードには、古いソフトであるが、「午後のこ~だ」を使用した。
ビットレートの選択肢は、上記の通り。
次に、各種ビットレートでエンコードしたmp3ファイルを、WAVファイルにデコードする。
WAVファイルをWaveSpectraで再生し、スペクトルを見る。
320kbps(変化なし)
256kbps(変化なし)
変化が現れたのは、192kbpsの時である…
21kHzで落ちている。
人間の耳には聴こえにくいため、切り落としたのだろう。
以下同様に、160kbps、128kbps、96kbps、64kbpsも調べた。
その結果…
320kbps(24kHz)
256kbps(24kHz)
24kHz
21
18.5
15
12
8.2
聴く人の耳や機材、エンコーダーにもよるが、192kbpsであれば聴き分け困難と思われるが、
このようにして調べてみると、256kbps以上にしておくのが、精神的には良(笑)
なお、容量の関係も含めると、次の通り。
320kbpsでも、元の20%(5分の1)に容量が下げられる。
256kbpsなら、音質に変化を与えず、さらに4%下げられる。
まぁ昨今はストレージも大容量であり、スマホでも64GB時代なので、容量に関しては神経質になることはなかろうが…
以前は、高音云々とは別にシャラシャラした音になることが嫌われたが、今のエンコーダーは優秀であり、再生側(デコーダー)も補完機能等があるので、より区別が付かなくなっている状況だ。
関連:午後のこ~だ
関連:WaveSpectra
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